行商の経験

行商の経験

| | コメント (0)

とうとう500回

昨日で、社長勉強会(社内方針を私が社員に説明する)が500回を迎えた。

やり始めた当初から

「500回やれば社員が変わる、1000回やれば会社が変わる」

と言い続けてきた。

実際に500回を迎え、何が変わったか。

一番は、、、

自分である

自分がどれぐらい力が無いのか、しかしどれぐらいなら社員に影響を与えるのか、少しずつ分かって(感じて)きた。

時には、やりたくない時もある。気がめいっていてそんな気分にならない時もあった。朝5時に家を出て、遠い現場に向かうこともある。

でも、止めないでよかった。

私が変わったので、社員も変わってきた。

私が「お客様第一」になったら

社員も「お客様第一」になってきた。

私が「社員の満足度を上げよう」と意識したら

社員も「自分たちの満足度を上げよう」と行動するようになってきた。

私が「ライベルには負けない」と決定すると

社員は「ライバルに負けたくない」と研究するようになってきた。

そう、何よりキーポイントは自分自身の行動、決定にあるのだ!

やはり原理原則は変わらない。

過去と他人は変えられない。変えることができるのは、自分と未来。

自分が変わらなければ、社員も変わらない。そして、会社の未来も変わらない。

さあ、また今日からできることから始めよう。

| | コメント (0)

能力が足りない社長でよかった!

最近、社長仲間で話をすると、こんな会話が多いような気がします。

「やればいいのはわかるけど、今までの付き合いってものがあるからな」

「やったほうが業績が上がるのはわかるんだけどね」

「いままでの人間関係って、大事だよね」

何を言っているのかというと、自社の業績が上がらない言い訳、です。もちろん、私もその中に加わったりします。

でも、最近考え直すようになりました。

今まで付き合った人に、今までと違うことがいえないのは、

自分のメンツ

のためではないか?と。

つまり、自分のメンツを保ちたいから

「あなたは変わったね」

と言われたくないから、ではないかと。

ではでは。。

自分のメンツと社員の生活の、どちらが大事なのか??

答えは決まっています。ならば、社員の生活を守るために、積極的に変わっていこう!と決めました。

もちろん、能力がある社長は、自分のメンツを保つと同時に社員の生活も守ることができるでしょう。でも、事実として私にはそれらを両立する能力はない。

能力が足りないから、捨てなくてはならない。

つまり、自分の仕事をする環境を整えるために、業績の上がらないことは捨てなくてはならない、と気がつきました。

そう思えば、楽。

会長(創業者であり父)からは、きつく叱られています。

自分の守ってきたものを捨てるとは何事だ。捨てるなら自分が稼いだものにしろ!と。

ごもっとも。

何も言うことはないのですが、黙って捨てています(笑)

会長も黙認してくれているところもあります。

でも、捨てたら新しく入ってくるものもあります。最近、少しずつ新しいものが入ってくるようになりました。

仕事も人間関係も環境整備が大切なんだと、改めて知りました。

| | コメント (0)

土木の技術者募集

当社では、4月より中途採用で土木の技術者を募集しています。

ところが、なかなか応募が来ません。当社の魅力が不足なのか、エントリー用紙の内容がいまひとつなのか。。。いずれ、応募してくれる人が来ないのです。

建設業が大変だと言って、たくさんの会社が倒産の憂き目にあっています。そこで働いている技術者さんたちは、いったいどこへ行ったのでしょう。

従来の価値観は、会社は変わっても同じような業界に行くことが多いように思いました。しかし、今はその業界そのものに見切りをつけているのかもしれません。

県内の高校でも「土木科」が激減しているそうです。

業界の衰退は始まっていますが、就業する人がいなくなれば衰退ではなく破滅になります。

当社も、その破滅を避けるべく、少しずつでも働ける環境を整えていこうと思います。

社員が安心して働くことができる環境整備こそが、社長の一番の仕事です。

| | コメント (0)

お客様に喜ばれた結果

3500 岩手県発注工事の成績で一番になることができました。

いつもは、弱点ばかりに目が行くのですが、今回は

「何が良かったのか」

を社員と考えてみました。

・頭がいい

・実績が豊富

・金がある

・会社の経歴がある

・資格をたくさん取得している

などなど、どれをとっても岩手で一番どころか、地域一番でもありません。

では、お客様は何を評価してくださったのか?もちろん、お客様に聞くのが一番ですが、愚考するに

・お客様の望むことに応えようと努力したこと

かと思います。社長をはじめ、能力も力もない社員ですが

「お客様の期待にこたえたい!喜んでほしい!」

という気持ちは、大きかったと思います。そして何より、お客様が当社の社員にそのように思わせてくれたのだと思います。本当に、ありがたい。

今回の件は、いろいろと気づきをいただくことができました。

社員の頑張り

なぜ社員が頑張れるのか

お客さまこそ、社員への一番の応援団だ

そして、私の仕事は上記の環境整備(仕事をする環境を整えること)だと改めて認識した次第です。自分じゃ何もできないです。

岩手県の担当された職員さんすべてに、深く感謝いたします。ありがとうございます。

| | コメント (1)

やることを信じてはいけない

昨日は社員3人を連れて他社の経営計画発表会に行きました。

駅での一こま。

一緒に行ったのは、現場の所長と営業担当者。この写真の彼は、現場の責任者で発注先からも信頼を得ています。

しかし、私は彼についてある確信をもっていました。

「彼は、一人で新幹線の切符を買えない」、と。

いつもは私が切符を買って渡すのですが、それではいけないと思い社員に自分で切符を買うように指示しました。彼が、販売機に近づいた時に私が、営業担当社員に

「あいつは自分で切符を買えないぞ」

と耳打ちしました。すると

「まさか~、そんなわけないですよ。買えるに決まっているじゃないですか。」

という回答。ここが彼の甘いところ。実施に見ていると、まごついて新幹線ではなく在来線の切符を買うところでした。すかさず、営業担当社員が

「その画面じゃないですよ。戻ってください」

とアドバイスしてしまいました。昔の私のようです。黙ってみていないから、失敗しない。失敗しないから覚えない、という悪循環です。彼に黙っているように指示をして、最後まで自分で切符を買わせました。

私に欠けていたのは、こういう社員教育だな、と痛切に感じました。実際に自分でやらせること、これが本人に対する深い愛情です。黙って失敗させるほうが、時間も手間もかかるのですが本人が覚えるという意味では何よりです。

今後も、失敗させて教える、ということを行っていく良い機会となりました。

PS

もちろん、失敗を

「痛い」

と思ってもらうために、さまざまな形で(このブログも)失敗をみんなに広めなくてはと思います。これも、手間も暇もかかりますが、愛情表現の一環です。

(人の不幸は蜜の味、で社員も楽しんでいます)

| | コメント (0)

環境整備の効用

先日、あるお客様がその会社の役員さんを伴って来社されました。

その役員さんの目の付けどころに、大いに感激しました。担当の所長さんと役員さんを会社に通し、ごあいさつしたところ

「社長さんは思っていたより若いですね」

とまあ、これは普通というか現実というか、そんなに驚きませんでしたが、、、、

「玄関のウェルカムボードに名前を書いてもらってうれしかったです」

「社員さんが、立ってあいさつされたので気持ちよかったです」

「あちこちに経営理念が掲示してあり、社長さんの社員さんへの意気込みを感じます」

などなど、私が

「こうしたい、こうありたい!」

と思って実践していること、すべてをほめていただきました。

これにはびっくりです。こういう役員さんがいる会社とは、ぜひお付き合いさせていただきたいと強く感じました。やっぱり、見る人は見ているんですね。

私も、他社を訪問する際の参考にします。

最近、少しずつですが

環境整備

社長勉強会

の効果が出てきているような気がします。

もっと、もっとお客様に愛される会社になり、社員が喜びを感じるような組織作りをしたいと強く、再認識しました。

| | コメント (0)

高い評価をいただき、ありがとうございます

平成21年度より岩手県の入札方式が変わりました。

それに伴い、業者の工事成績評定が一般公開されました。

http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=800&of=1&ik=3&pnp=17&pnp=66&pnp=779&pnp=800&cd=18469

直近5年間の工事の成績です。

何と当社は、県内の建設業者(土木、建築、舗装、電気、設備、他)約3500社の中で、5年間の総合点数が447点(平均89.4)で第一位、

という、トップの成績でした。

平成15年 85点

平成16年 88点

平成17年 90点

平成18年 94点

平成19年 90点

ということでした。

仕事を発注するだけではなく、暖かく、時には厳しくご指導いただいたお客様のお陰です。

また、会社の方針を愚直に実行しつづけた、社員のお手柄です。

こういう高い評価は、社員にとっても励みになります。

新年度早々、いいお年玉をもらった気分です。

ありがとうございます。

| | コメント (0)

型ってあるのかな?

昔読んだ本を見てたら、こんなものがありました。
「守・破・離」の語源です。
能の世阿弥の「花伝書」に書かれている、成功への7つのステップだそうです。
いわく







そして

詳しくは書きませんが、最後の「双」とは同じことを一人でやるよりも、二人以上で共有して行うと良い

とのこと。なるほど、なるほど。今自分がやっていることに置き換えて、ありがたきは良い師匠の教え、と感謝いたしました。

話は、ぐるっと変わって、当社の新入社員の仕事ぶりです。
入社1年目の2人と、一番若い5年目の社員、そしてベテラン社員で仕事をしていました。そのお客様は、長年にわたり仕事をくださるのですが、私の友人という気軽さもあり尋ねてみました。
「今働いている、3人は2人が新入社員で1人が5年目なんですよ。わかりますか?」
お客様は3階で眺めているので、顔は詳しくは見えない。

ちなみに、3人はこんな状態でした。
新入社員1:砂をふるいにかけている
新入社員2:立っている
5年目社員:スコップを持って歩いている

つまり、比較しようがない状態ですが、お客様はすぐに
「あれが5年目だろう」
とずばり当てました。実は、私が見ていてもはっきりとわかったのです。5年目の社員は、スコップを持っての歩き方が型にはまっていた。逆に、新入社員は、砂をふるう作業どころか、立っていることさえ様になっていなかったのです。それに比べ、5年目社員の、堂々とした歩きぶり。彼は常日頃は、一番若い社員であるために
「パシリ君」
と呼ばれ、目標は?と聞かれると
「一日も早くパシリを卒業することです。」
と答えているのです。その彼が、こんな状態になったことをとてもうれしく思うとともに、気がつけたのもその新しい社員たちのおかげです。

型の次は「守」
そして
「破」「離」

一日も早く、彼らが成長してくることを願ってやみません。

ガンバロー小田島組。

| | コメント (0)

地域貢献認定企業

北上市さんより

「地域貢献活動認証企業」

というのをいただきました。

Mark2_2

市内から14社、選ばれました。当社は「ITを活用した、道路維持情報提供」ということで、認証を受けました。

ありがたいことです。

発注先から、仕事をいただき、こうやって認証までいただき。

雇用や納税。役に立たなくてはいけない課題がたくさんあります。

今年は、2名の新入社員を採用し、本日入社式でした。フレッシュな顔ぶれは、会社にとってのいい刺激になります。

新しい社員に負けないように、がんばる先輩社員。先輩社員に追い付け追い越せとがんばる、若手社員。たがいに高めあい、いい会社にしましょう。

| | コメント (6)

大家検定をご存知ですか?

大家検定とは、ほとんどの方が知らないかと思います。

大家さんの実務を対象とした、日本で初めての資格になります。

J-RECという財団法人が管理しており、私はそこの岩手支部長となります。

今度、大家検定の2級講座を私が担当して開催することになりました。人前で講義というのも、恥ずかしいのですがせっかくの機会ですからがんばります。

不動産業界も、建設業界と同じように構造的不況業種になりました。特にも、一般大家さんは

「○○さんに勧められてアパートを建てた」

「家賃保証があるので、安心だ」

「○○は大丈夫って言ったのに、だまされた」

というようなことをよく聞きます。しかし、アパマン経営の基本は

「利益も損失も大家さん」

ということです。基本的に、業者は経済的損失の責任を取りません。しかし、これは当たり前といば、ごくごく当たり前の話です。利益は大家さん、損失は業者、という構図はあり得ません。とすると、大家さんは決断をするための、予備知識が必要になります。

が、従来は画一的なビジネスモデルしかありませんでした。土地活用と言えば、アパートマンション。家賃保証付き。

もちろん、これが悪いというわけではありません。同じビジネスモデルは永遠ではないということです。そして、なによりその判断は大家さん自らが下さなくてはならないということです。誤解があるとまずいのですが、アパートマンションは土地活用の有効な手段であることは間違いがありません。私も、たくさんの人に進めています。ただし、大家さんのニーズによって、その有効性もリスクも違ってくるので、その点をしっかりと説明するのが業者の役割です。また、自己責任として大家さんはそれを理解しなくてはなりません。

その大家さんの決定を、手助けするプログラムが「大家検定2級講座」となるのです。

そしてゆくゆくは、いろいろな悩みを共有し相談しあえる仲間作りができれば、と思っています。そんな仲間が一人でも増えることを願っています。

| | コメント (0)

from天下のアサヒビールtoマスコミ

先日、アサヒビールの中條名誉顧問の話を聞く機会があった。

何といっても、キリンビールからトップの座を奪った人の話であるから、迫力満点である。

自分は戦争の生き残りで、仲間に申し訳ないから、今でも九段に住んで毎朝靖国神社に参拝している話も良かった。

一番印象深かったのは、次の話。

「皆さんは、戦争というものを体験していないでしょ。どうして起こるのかわかりますか?国と国が、問題が発生して話し合いで解決しようとする。いくら話し合っても解決できないから、ならば武力で、となって戦争が起きるのです。戦争をすると、勝ち負けが出ます。しかし、ここで勘違いしてはいけないのは、勝ち負けと正悪は全く関係がないということです。武力で勝ったほうが正しいというわけではないのです。しかし、現実として武力で勝ったほうが『自分たちが正しかった』ということになります。どうか、みなさん気をつけていただきたい。武力で勝ったほうが正しいというわけではないということを」

まさにそのとおり。正しいから勝つわけではない。勝ったほうの論理が、正当化されるわけではない。

こういう風に書いていしまえば、当たり前だが、なかなか気がつかなかった。

この話を自分の周りにも当てはめて見ると、いろいろと気がついた。

なにより、マスコミが正しいわけではない!(突然飛躍してすいません)

ということに気がついた。確かに、マスコミは権力もあるし、何となく正しいように思う。基本的に彼らは負けることがない。負けてもそれを認めることは少ないし、認めてもその事実はほとんど知ることはできない。

しかし、私に取材にきた新聞記者たちと話していても、彼ら、彼女たちが人を裁く資格は全くないことに気がついた。なんとなくもやもやしているときに、中條会長の話を聞いたものだから、おもわず唸ってしまったのだと思う。

話が飛んで恐縮だが、最近、突然の取材攻勢にあって思うところがあったのでこんな話になった。

少なくとも、マスコミの人は「自分が書かれたらどう思うのか」という配慮をもって、書いてほしい。朝日新聞の記者に

「あたなから取材されたこと、そして私があなたに対してどう思ったかという事実をブログに書くので、写真を撮らせてください」

と言ったら、断固拒否された。

「だって、あなた方は起訴されなくても、被害者がいなくても逮捕されただけで罪人扱いするじゃないですか」

と言ったら

「逮捕されたら出すことにしています」

という、恐ろしい勝者の論理を口にしていた。それは、私が

「私が取材されたら、写真を掲載していることにしています。」

ということと、基本的に何ら変わりはない。

げにおそろしきは、この勝者の論理である。

読売新聞の人は

「ナベツネの悪口は書けない」

と認めていた。

フジテレビの人は

「番組制作会社の下請けさんに、権力を発揮しているのでしょ」

と言ったら、否定はしなかった。

マスコミだって裁く資格はないのである。

だから、人を裁くのではなく、仕組みを改善するような報道をしてほしい。

それならば、いくらでも協力できる。人を裁くのはゴシップ誌に任せて(それなら、半分冗談と思って誰も本気にしないから大丈夫)、ある程度のマスコミは、人ではなく仕組みを改善するような報道ができないものだろうか?

嵐を航海中の日本丸を沈めてしまったら、誰も生きられないじゃないですか。確かに、暴風雨ですが、自分たちだって船の中にいるのですよ。

| | コメント (2)

落し物

先日、落し物を警察に届けてきた。

息子が

「お父さん、これ落し物。警察に届けておいて。」

と言ってきたのだ。実はこれには伏線がある。

以前、息子が

「お父さん、友達が1000円札を拾ったんだけど、どうすればいいの?」

と言ってきたのだ。息子ならともかく、友達が拾ったのをネコババするわけにはいかない。その友達が、うちでそのことを話していたら事件!になってしまう。そこで、仕方がなく、警察に届け遺失物証明書を息子に見せて

「良いことをしたね。これからも、拾ったものは警察に届けなくちゃね」

と教えたのだった。これに味をしめて?またもやキーホルダーを拾ってきて

「お父さん、これ警察に届けて」

となったのだ。

前置きが長くなったが、この

「届ける」

ということが案外めんどくさい。

地元の派出所は、小さいのでしょっちゅうお巡りさんが不在である。(しかし、これはいいことである。懸命に地元を守ってくれる、素晴らしいお巡りさんだと思う)

よって、届けようと思っても受付されない。

前回は、そんなこんなで届け出が1週間以上たってしまった。ところが、拾ってから1週間以上たって届けると、落とし主が現れない場合、その物をもらう権利が無くなるのだそうだ。1000円札はまず落とし主は現れないであろう。よって、息子の友達にやろうと思ったが、この1週間規定でダメになりかけた。何とか説得して、いいことにしてもらい、無事に?1000円札は息子の友達に届けることができた。その子に

「いいことをしたね」

と言って渡すことができて、私も満足だった。

話を元に戻して、今回も届けるのに少しだけ時間がかかった。そして、地元ではないが大きくない派出所に届けることができ、この1週間のことを言った。

「1週間と言っても、いなくちゃしょうがないですよね。少なくとも、派出所に1週間以内に届けに行ったんだから、その辺は考慮してほしいんですよね」

と、対応ししてくれたお巡りさんに話した。すると、少しだけ声が大きくなり

「そういうときは、電話してくれればいいんです。110番でもかまいません。電話があるのですから、電話してくれればその1週間規定は適用されませんから!!」

と少しだけ、強い口調で言われた。

ちょっと待ってほしい。一般人は、そんな1週間規定なんて知らないし、すぐに忘れる。

変わらなくちゃいけないのは、あなた方の仕組みでしょ!

警察のような大きな組織になると、自分が変わる(相手の意見を聞く)ではなく、自分に合わせてもらう(相手の意見を聞かない)のが普通の人なんでしょう。常日頃、お客様に合わせて自分が変わる、という思いで行動しているせいか非常に奇異に感じてしまった。

別に、この人を責めるつもりは全くない。大きな組織と巨大な権力というものは、こういうものだという現実を実感できたので、それなりに有意義だった。

自分たちも、知らない間に、こういうことをしていないか。

そっちが不安である。早速CHECKしなくては。

教えてくれる、お客様はありがたい。

| | コメント (0)

アナログの効用、デジタルの効果

あるブログを見ていたら、ITとアナログのことが書かれていた。

以前から交流のある人も書いていた。ちょうど1年前にアナログの効用について、知人に送ったメールをパソコンから見つけた。今では、違うと思う部分、同じ意見の部分といろいろあるが、その送信メールが面白かったので、ここに書いておきます。

我ながらいいこと言ってるな~、というのと現実と違っている部分があり、いろいろと気がつかせてもらいました。

でも、社会の役に立つ、ではなく社会のお荷物になるかも、というのは鋭いな、と今でも思います。

----------------------------------------------------------------------

私の社長としての考えが「工事を安く仕上げる」ということより「高い粗利の仕事をとる」という方向に向いているのが一番大きいです。確かに当社の直営作業の部分もありますが、外注部分も半分ぐらいあります。施工方法を工夫するより、他社の優れた人の情報を持つ、というほうがいいと判断しています。まあ、わかりやすく言うと「優れた人」というのは「コストパフォーマンスの高い人」もっとわかりやすく言うと、安くやってくれる人、のことですね。しかし、そういう人と定常的に情報交換する関係をつくるということは、大変難しく、かつ重要です。

次に、日報の目的を「翌日の作業に活かす」ということにしているために、デジタルでは遅いのです。

さて、ではどうやっているのかというと
現場では、日報を書いたら本社にFAXします。(添付ファイル)
自社施工のチェックポイントは「施工数量」です。ここを職長に記入させるのがポイントです。彼らも目標が決まっているのに、外れた数字は書きにくいので頑張るようです。当然、隠れて調整しているようですが、いずれ最終的にはばれるのでつじつまを合わせるのに(実施予算を達成するのに)大変なようですが、確実に成果が上がっています。数字が成果であり、頑張ることは目的ではないからです。
外注のポイントは、何といっても安全です。外注さんはコスト意識がはっきりしていますから(そういう外注先を探している)きわどいことをやりがちです。資格の欄で「クレーン作業があるのに玉掛けが書いていない」などというチェックを書いて、すぐに送り返します。もちろん、自社施工なども「思ったより進みませんね」など書いてすぐにFAXを送り返します。FAXだと、職長にすぐにわたりますし、私の字なので活字印刷より数倍の効果があるそうです(笑)

たぶん、デジタル管理系は「最終予算より割り出して、本日しなくてはいけないことを計算する。それを一日ごとに収益管理する」ということだと思います。当社の場合は、外注費、材料費、その他に関してはあまり変動はありません。大きく違っているのは、自社の労務費です。そこで、まずは労務費にターゲットを絞りこういう管理をしています。
私としては、当社が「施工でいちばん」になるのではなく「施工で一番の会社と取引できる環境を構築する」ということに努めています。心がけていることは
・現場では下請けの作業長に直接話しかける
・下請け会社の社長には、定期訪問、はがきのお礼、電話での連絡などアナログ爆弾を落とす
・見積もりを書いてもらい5回不採用になったら、常務か部長が訪問して謝り、次も見積もりをしてほしいとお願いする
などなど。

外注費を下げる一番のポイントは「真剣な相見積もりをとれるかどうか」です。数量や工法を見ながら、価格をチェックしてもなかなか下がりません。下げてもらったとしても外注先からは「たたかれた」と映ります。ところが、相見積もりがあると「その低い金額でもいいからやらせてくれ」となり、低い金額でも感謝されます。相見積もりがない高い金額と、相見積もりの結果の安い金額では、安い金額のほうがレベルの高い人を配置してくれて感謝も大きいような気がします。
問題は、相見積もりを出して敗れたほうのフォローです。これがないと、次に出してくれなくなりますから。だから、私が手間をかけているのです。

では、仕事をもらうときはどうするのか。
「いかに相見積もりを取られないか」
をポイントにしています。ずるいと思うかもしれませんが(笑)経営者としては当たり前だと思います。相見積もりを取られないように(私はこれを『浮気されないために』と呼んでいます)いろいろと尽くすのです。もちろん、これは民間の話です。公共工事は通じないのであきらめるしかないと踏んでいます。
公共で戦うには、逆に民間の相見積もりがない工事を受注しなくてはならないかと思います。たぶん、宮脇さんたちは「公共工事のみで生き残っていくために」システムを開発しているのだと思います。私はどっちかというと、公共工事をしないで生き残るために、を考えていますからそこの違いもあるかと思います。もちろん、一定の利益が乗った公共工事が一番いいです。でも、文句を言っても始まらないし、何も変わらないし、何より自分の時間の無駄遣いです。限られた一生を「公共工事の悪口」「政治家の悪口、役人への文句」に費やしたくありません。年をとるとともに、ますますその感が強いですね。少し前までは「おれが世直しするんだ」みたいなあほな考えを持って、役所と協議しましたが、私の残された年月とその難易度を考え一切やめました。今は、なんでも役人の言いなりです(笑)

つらつらと書きましたが、意図した内容とは外れてしまいました。
すいません。
いずれ、金がないと会社も社員の生活も回りません。私も一日も早く、年収で一億ぐらい取り、会社でも数億の納税をして
「会社や人生は金じゃないよ」
と言ってみたいです。今の私が「人生は金じゃない」と言っても負け惜しみにしか聞こえません。ですから、社員にも同じことを言っています。「まずは金を稼げる仕組みを作り、その後に社会に役に立とう。今の段階では、当社は社会の役に立つどころかお荷物になる可能性がある」ということです。

まあ、私のような会社はたくさんあると思いますから、だれがどんな速度で脱皮するかですね。もちろん、脱皮した結果が倒産という事態もあり得るわけですが。

たがいに頑張りましょう。駄文で失礼しました。

| | コメント (1)

経営することとは。

会社の中では「経営計画書」というものを作り、方針を社員に周知している。

今週は、その中の「長期事業構想」を作るために、安曇野に合宿に来ている。

会社と離れてみて、「経営する」とはどういうことかを再度考え直し、感じ直すいい機会となった。

突き詰めると

・お客様に喜んでいただき、利益というご褒美をいただく

・ご褒美を社員とともに分けあい、それが継続する仕組みを作る

ということかと感じた。

お客様の期待は、

喜び

となって帰ってくる。

社員の期待は

継続する仕組み

つまり、

つぶれない

ということだとつくづく感じた。

そして、この二つは両輪であり、片方だけということはあり得ない。

そのバランスをとるカジ取りが

経営する

ということかと思う。そのためには

・社員にいやなことを言わなくてはならない

・お客様によろいこんでいただくために、本音を聞かなくてはならない

・銀行に頭を下げて、融資していただかなくてはならない

普通なら、やりたくないことでも

お客様と社員の笑顔

という経営者としての「ご褒美」があれば、がんばることができる。

経営者としての、長期的な視点に立ち、かじ取りをする。

なんと、自分はよい時代に経営者として存在することができたか、と感謝したい。

理由は、書くと叱られるので書かないが(笑)

経営者の皆さん、こんな時代でラッキーですね!

| | コメント (0)

ISOの講演

恥ずかしながら、Img_0468 ISOの講演を能率協会さんから頼まれて行ってきました。

能率協会さんは、当社のISOの認証機関でもあります。

実は、能率協会さんとはいろいろとあって、私はかなりの確率でブラックマークされていたと思います。なぜなら、お付き合いを始めた当初から

・交通費が高い

・公益法人のくせに、逸失利益の補てんはおかしい

・監査員の技量を数値で示せ

・認証取り消しの実績がある監査員をよこしてくれ

などなど、かなりの無茶を言いました。そのせいで、料金体系も変わりました。

定期的なサーベランスの際も、いろいろとクレームをあげています。

なんと、その私に能率協会の宿敵?であるT部長から講演依頼があったのです!

私は

「かなりの無茶を言いますが、それでもいいのですか?少なくとも、当社でのISOの価値は低いのですが、本音でしゃべってもいいのですか?」

と聞いたところ

「小田島さんがISOについて感じているところを、本音で話して結構です。ISOも仕組みとして曲がり角に来ておりますから、実際に感じていることを皆さんに話してください」

ということでしたので、引き受けました。

Img_0472

講演内容は

当社の(特に中小企業にとって)ISOは、お客様満足、社員満足という意味ではほとんど意味がない。武蔵野の小山社長から指導された経営計画書が、ISOの仕組みにとって変わるものであり、非常に高い成果をあげている。今後は、経営計画書を品質マニュアルにして、認められないならISOそのものを止める。認証取り消しをしないISOに価値を感じる人はほとんどいなくなるだろう。

というようなことを話しました。誤解があるといけないのですが、上記のISOとは「当社にとってのISO」です。つまり、現在の当社のISOには価値がないのであって、他社では成果が上がっていることもあると思います。当社(中小企業)では正面からISOに取り組んでも、成果が上がるのは難しいと思う、ということです。ちなみに、成果とは「顧客満足が生み出される仕組みが出来上がること」です。

まあ、自分の本音で話すのですから楽でした。能率協会さんも勇気がありますね。

聞いていただいた方々からも、望外の評価を受けたようです。

「ISO.pdf」をダウンロード

これを見ると、皆さんも同じようなことを感じていたんだな、ということがわかります。

最後に、使った資料を添付しておきます。サイズが大きいのでダウンロードの際は注意してください。

「iso_p.ppt」をダウンロード

| | コメント (0)

最近話題の小沢さんがらみの記事

今日は、ISOの事例発表で仙台だった(この件は別記事として書きます)

事務所からメールが

「テレビ東京の○○○さまより電話がありました。
内容ですが、小沢一郎さま秘書逮捕について当社が西松建設さんより仕事依頼を貰っていたか?などの質問に回答協力をお願いしたです。とのことでした。リダイヤルをいただけないでしょうか?とのことです。」

という内容です。

はて、と思いしばし検討。

電話をしてみました。どういう経緯で当社を知ったのか興味があり、尋ねてみました。

「どうして当社を知ったのですか?」

「会社のホームページで知りました」

ということで、電話が来たようです。まあ、適当に受け答えをしておきました。

すると、また連絡が。

「時事通信さんから連絡が来て、今回の小沢さんの件で取材をしたそうです」

とのこと。

やれやれ、2件続けてか。

取材に興味はないが、どうやって当社のことをタイムリーに知ったのかが興味あり。

取材の電話が来たら、その辺を詳しく逆取材してみようと思う。

それにつけても、どうでもいいような話題で盛り上がっていますね。

今回の件は、市民として、国民として全く興味がない。もちろん、会社社長としても。

興味があるのは、政治屋のおっさんたちだけなんでしょうね。

変な風に巻き込まれないようにしなくては・・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

市役所職員研修の反響

以前当社で、市役所の職員さんを対象に研修をさせていただきました。
研修と言っても、当社で行っていることを実際に体験していただくのがほとんどの内容です。ただし、朝6時半集合の「社長早朝勉強会」から始まり、夜の懇親会までと時間だけは長く行いました。
市役所の職員さんも、熱心にメモを取りながら「これは使える」「ここは工夫すればいいのでは」などなど、合間に意見を交換しながら勉強されておりました。
つくづく思うのですが、研修とは講師のレベルの高さではなく、受講するほうの意識の高さだと思います。成果とは、受講生の態度によって決まってしまうと再認識いたしました。

その市役所の担当部署の方から、お礼のメールをいただきました。
私としても、うれしく思います。研修に来ていただいたおおかげで、当社の社員が一番勉強になりました。
本当に、ありがとうございます。
以下に、掲載の許可をいただき転記します。

-----------------------------------------------------------------------
株式会社 小田島組
常務取締役 小田島 英樹 様

いつもお世話になっております。

2月13日(金)の午後ですが、
今年度の派遣研修を終えた職員の報告会を開催しました。
市長はじめ、部課長、発表者など、
約80名の参加で盛大に行われました。
その中には、御社がお引受けくださった2名の職員も対象でした。

一人5分、という短い時間ではありましたが、
御社が取り組まれておられます、
社長勉強会、長期有給休暇、ボイスメール、クレーム対応など、
2名の職員が詳しく報告したところです。
また、「日経コンストラクション」に掲載された御社の記事も印刷し、
参加者全員に配布いたしました。

社長さん自ら早朝清掃にも加わり、
上司と部下が一体となって会社を「かわいがっている」様子を聞き、
参加者から驚きとうなずきの声が聞こえて参りました。

市長から、全体の発表を通じて、学ぶ意欲を感じた、
学んだことを忘れずに業務で活かしてほしいこと、
発表の内容は大いに参考にし、自己研鑽に努めるように、
との講評がありました。

おかげさまで、有意義な報告会となりました。
ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

社内バザー

Sh360021_3   それにしても、景気が悪い。

新規出店はリサイクルショップばかり。

そうだ、当社もやろう!

と勝手に思いつき始めたのがこれ。

社員のみを対象に、男の子の80~110ぐらいの服やおもちゃをそろえた。

社員および関係者なら、ただで持っていってもいいですよ~、というもの。

まだ余っているので、今度は対象を一般に広げることにしました。

もちろん、これを読んでいるみなさんでも結構です。よろしかったら、会社にいらしてください。早い者勝ち。

小学校では必須のピアニカもあります。古いですが、スキーセットもあります。

じつはこれ、全部我が家から出たものです。4人も息子がいるので、我が家の服はたくさんの方からのもらいもので成り立っています。当然、うちの息子たちは(特に弟たちは)「新しい服を買う」ではなく「お兄ちゃんのを次はいつ頃着るのか」という意識です。まだ小さいので「お兄ちゃんが着たのを早く着たい」と思ってくれている分だけ助かっていますが。。。

いずれ、たくさんの人に助けられてここまで来たのは事実。その人たちに恩返しはできませんが、次の世代の人の役に立つことで、恩返しに代えようという考えです。

会社単位で、こういう取り組みも面白いかなと思っています。不要になったものを持ってきてもらい、必要な人がそれを持っていく。地域通貨みたいなものが発行できるとさらに面白いですね。つまり、持ってきた者の対価をその通貨で受け取り、ほしい物をそれと交換する、ということです。

どうですかね?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

何に集中するのか

年をとると(といってもまだ44歳だが)体力、知力、記憶力、○○力その他いろいろなものが、落ちてくるというか下がってくるというか、枯れてくる傾向にある。

普通は嘆くのだが、いいこともある。

何といっても、私の一番は

集中できる

ことにある。40も過ぎて人生の折り返しを過ぎたと思ったら、やたら無駄な時間を過ごすのが嫌になってきた。具体的に言うと

変えられないならそのまま受け入れて、どう利用するか考える

という風になってきた。それまでは

正しい世の中にしよう

とか

政治家のいいなりになってはいけない

など、いわゆる『青臭いこと』ばかり言っていたような気がする。(そして、行動はしていない)

しかし、最近は

そんなことはやめて(捨てて)自分ができることに集中しよう、と思うようになってきた。これも、知力体力が衰えたおかげである。

さて、昨日O建設のO専務と話をした。彼は、この業界にあって珍しく国家公務員上級試験を受かりながら、わざわざ地方の建設会社を継ぐために帰ってきた奇特な人物である。

その出自、というか育ちからして、当然議論好き、理想論好きである。しかし、いわゆる秀才タイプとは違い、周りから愛されるという長所も併せ持つ。

さて、彼が言うには

「政府の緊急雇用制度で、金をばらまくなんておかしいですよ。おれたちには、公共投資の無駄遣いとかいいながら、こんなばらまきの政索なんておかしいですよ。」

私が

「いいだろう、それはそっちが決めることだから、我々はそれをうまく使えばいいじゃん。どうせ、国の金で誰かが使うんならおれたちが使ったほうがいいよ」

「そんなことをしてたら、日本が駄目になってしまいますよ。」

当然、彼の論理は正しいと思われる。私もそう思う。でも、私は年をとって捨てることを実践しているおかげで、この議論も捨てることができる。

「そんなことはどうだっていいだろう。変えられないものに集中しているより、自分ができることに集中したら」

すると

「そんなことを言って、世の中がどうなってもいいというのですか?」

ときた。そこで、搦め手で攻めてみた。

「そんなことを言っても、実際の現実はどうよ。北朝鮮の核問題と君の奥さんの機嫌の問題。どっちが大切。どっちが君にとって切実?」

彼は、間髪おかずに

「そりゃー、奥さんでしょう。問題なく。」

「だろ。変えることができることが自分にとって大きな問題なんだよ。自分の力が及ぶところに、集中しないと不平不満ばかり溜まって、体に悪いよ」

「そーですかねー」

憮然とした面持ちだったが、なんとなく理解してくれたようだ。まあ、もともと頭がいいので切り替えもすぐにできるのだろう。

まだ彼は若いので、理想論を実践する情熱をもっている。でも、政治に口出しするより、政治で決まったことをどう利用するか考えたほうが、経営者らしいと思う。

ここを履き違えると、政治家になる経営者があらわれてくる。結果はご存知の通り。

話がそれたが、昨日のO専務との会話から『捨てる』ことの重要性を教えてもらった。

感謝

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«