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from天下のアサヒビールtoマスコミ

先日、アサヒビールの中條名誉顧問の話を聞く機会があった。

何といっても、キリンビールからトップの座を奪った人の話であるから、迫力満点である。

自分は戦争の生き残りで、仲間に申し訳ないから、今でも九段に住んで毎朝靖国神社に参拝している話も良かった。

一番印象深かったのは、次の話。

「皆さんは、戦争というものを体験していないでしょ。どうして起こるのかわかりますか?国と国が、問題が発生して話し合いで解決しようとする。いくら話し合っても解決できないから、ならば武力で、となって戦争が起きるのです。戦争をすると、勝ち負けが出ます。しかし、ここで勘違いしてはいけないのは、勝ち負けと正悪は全く関係がないということです。武力で勝ったほうが正しいというわけではないのです。しかし、現実として武力で勝ったほうが『自分たちが正しかった』ということになります。どうか、みなさん気をつけていただきたい。武力で勝ったほうが正しいというわけではないということを」

まさにそのとおり。正しいから勝つわけではない。勝ったほうの論理が、正当化されるわけではない。

こういう風に書いていしまえば、当たり前だが、なかなか気がつかなかった。

この話を自分の周りにも当てはめて見ると、いろいろと気がついた。

なにより、マスコミが正しいわけではない!(突然飛躍してすいません)

ということに気がついた。確かに、マスコミは権力もあるし、何となく正しいように思う。基本的に彼らは負けることがない。負けてもそれを認めることは少ないし、認めてもその事実はほとんど知ることはできない。

しかし、私に取材にきた新聞記者たちと話していても、彼ら、彼女たちが人を裁く資格は全くないことに気がついた。なんとなくもやもやしているときに、中條会長の話を聞いたものだから、おもわず唸ってしまったのだと思う。

話が飛んで恐縮だが、最近、突然の取材攻勢にあって思うところがあったのでこんな話になった。

少なくとも、マスコミの人は「自分が書かれたらどう思うのか」という配慮をもって、書いてほしい。朝日新聞の記者に

「あたなから取材されたこと、そして私があなたに対してどう思ったかという事実をブログに書くので、写真を撮らせてください」

と言ったら、断固拒否された。

「だって、あなた方は起訴されなくても、被害者がいなくても逮捕されただけで罪人扱いするじゃないですか」

と言ったら

「逮捕されたら出すことにしています」

という、恐ろしい勝者の論理を口にしていた。それは、私が

「私が取材されたら、写真を掲載していることにしています。」

ということと、基本的に何ら変わりはない。

げにおそろしきは、この勝者の論理である。

読売新聞の人は

「ナベツネの悪口は書けない」

と認めていた。

フジテレビの人は

「番組制作会社の下請けさんに、権力を発揮しているのでしょ」

と言ったら、否定はしなかった。

マスコミだって裁く資格はないのである。

だから、人を裁くのではなく、仕組みを改善するような報道をしてほしい。

それならば、いくらでも協力できる。人を裁くのはゴシップ誌に任せて(それなら、半分冗談と思って誰も本気にしないから大丈夫)、ある程度のマスコミは、人ではなく仕組みを改善するような報道ができないものだろうか?

嵐を航海中の日本丸を沈めてしまったら、誰も生きられないじゃないですか。確かに、暴風雨ですが、自分たちだって船の中にいるのですよ。

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コメント

しんぶんは真文

そのとおりです。でも、実際はテイノー記者が多いので何ともなりません。昨日も、時事通信という独立系の新聞記者から電話
「岩手では、小沢さんに献金しないと工事を受注できないって本当ですか?」
回答は
「献金リストと受注リストを見比べればわかるんじゃないですか?献金していない業者もたくさん受注していると思いますよ」
記者のくせに、客観情報も調べずに取材ですから。
テイノーが、じゃなく程度が知れます。

投稿: 小田島直樹 | 2009年3月23日 (月) 18時09分

私のブログ名紹介での「しんぶんは真文のほうが望ましいのでは」という思いも、ま、そういうことかな?!

投稿: えふわらえむよし | 2009年3月22日 (日) 20時30分

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